【初めての大阪万博】混雑でも安心して楽しむ方法|混雑回避・予約のコツ・並ばず楽しむ裏技まとめ

大阪万博のマスコットのミャクミャク。ゲート前で出迎えてくれる。記念撮影におすすめです。 こと

2025年9月7日、私は大阪万博に訪れました。朝から夜までの滞在、フェリー移動、シャトルバス、そして猛暑の中での大大混雑…。でも、事前の準備とちょっとした工夫で、パビリオンに入らなくても十分に楽しめました。「大阪万博 混雑 対策」「万博 予約なし 楽しみ方」などで検索しているあなたへ。この記事では、初心者でも安心して万博を満喫できる方法を、実体験をもとにお届けします。

この記事でわかること

  • 行く前の準備 これだけは用意、事前に考えておきましょう
  • 当日入場するまでの行動
  • 入場してから退場するまでのノウハウあれこれ
  • 退場してから家やホテルに帰るまで

さあ、いよいよこれから本文です。楽しい大阪万博を過ごすためのノウハウを身につけましょう。

行く前の準備

■ パビリオンの前日予約をしておきましょう
もう2か月前予約は無理ですが、7日前と3日前の抽選に応募できる場合は、予約しましょう。当日の屋外での数時間待ちに比べると、ダメ元でも抽選に応募することは意味があります。倍率が高すぎるので、外れてもあまりがっかりしないように。ちなみに私は抽選全て外れました。。

■ 持ち物の準備
・飲み物、ゼリー飲料:水でもお茶でもイオン飲料でもお好みで。飲み物は会場内でも購入できます。どちらかというとエネルギーやビタミンを補給できるゼリー飲料の方が良いです。一人2パックあると多分帰る時には無くなってます。給水所は多くありますが、2,30分は並びますのでご覚悟を。


・帽子、日傘:太陽が暑いです。何か遮るものが無いと日射病や熱中症になります。


・飴、携帯食、ナッツ、ドライフルーツ、カリカリ梅、ウイダー:小袋に入ったものをいくつか持ってると、ちょっとした時間に食べられます。当然レストランや屋台は大渋滞です。ちょっと食べられるものがあると、小腹も満たされますし、体力が回復します。特にコンビニで良く売られているカリカリ梅は種が無くて食べやすく、疲労回復にもなり、超おすすめです。私はこれのおかげで当日助かったまであります。

コンビニのカリカリ梅。クエン酸が豊富で夏バテ防止にピッタリです。


・タオル、ウエットティッシュ:ミニタオルでも良いのでタオルはあった方が良いです。きっと汗かきます。ウエットティッシュも時々使うとひんやりしてリフレッシュできましたのでおすすめです。


・スマホ、充電器:必須です。入場券表示から場内の買い物、カメラやパビリオンの当日予約など大活躍です。後半バッテリーが心配になるくらい減るので、充電器も忘れないようにしましょう。


・地図、パビリオン情報:地図はあった方が良いです。基本パビリオンの場所が分かりませんし、意外と道が複雑になっていて、パビリオンに行く道が分かりません、本当に。パビリオン情報は当日はあまり使いませんでしたが、内容や滞在時間などが分かり、行きたいかの優先度の参考になりました。
 おすすめの地図 → https://x.com/t_tsuji
 おすすめのパビリオン情報 → https://rail20000.jpn.org/wp/2025/06/29/expo2025-9/


・ミニ扇風機:普段使っている人は涼しい風でリフレッシュできます。混雑の熱気で涼しさが足りないかも。持参はどちらでも良いと思います。


・ミニ椅子:あれば待つときに便利です。私は持って行かず、買った新聞紙を敷いて座っていました。敷物は軽いので持って行っても良いかも。

・メモ帳とペン:おすすめです。スタンプを押したり、日記みたいに感想を書いたり、ホストホステスさんのサインをもらっても良い思い出になりますよ。

■ 可能ならばシャトルバスで移動
電車で移動した場合は、夢洲駅に到着して東ゲートからの入場一択です。一択なので人が殺到し、大混雑です。夢洲駅から比較的空いている西ゲートに移動する場合も800m程度の距離があり、移動は歩きのみですので、かなり疲れます。出来ればシャトルバスを使って西ゲートに直接移動がおすすめです。シャトルバスの予約は、KANSAI MaaS公式サイトまたはアプリにアクセスして行います。満席も多いので、予約はお早めに。
 KANSAI MaaS公式サイト → https://app.kansai-maas.jp/

当日入場するまでの行動

要するに、万博会場についてから、入場までかなり時間がかかることを認識しておきましょうということです。

■ 出発はお早めに
出来れば準備は前日までに済ましておき、当日は簡単な最終チェックでさっと出発しましょう。意外と万博会場近くになると人が多くなり、移動に余分な時間がかかってしまいます。

■ 万博会場での移動
東ゲート、西ゲートにかかわらず、入口前に行くと、まず入場予約時間ごとに分かれます。例えば10時入場予約していた場合は、10時入場予約の看板が出ている場所で待機となります。待機場所からの移動は大体10分前ぐらいですので、到着時間次第でかなり待つことになります。1時間前に到着した場合は50分待機場所の同じ位置で待ちますので覚悟していきましょう。 ここが最初の難所です。椅子を持参した人はここで大活躍します。楽です。あとこまめに水分補給もしておきましょう。ここで体調不良になる方もそこそこいます。入場前にダウンは悲しすぎますので。

西ゲート前の朝の混雑。日差しが強いので日傘が多い。

■ 入場まで
予約していた入場時間の10分前ぐらいに、待機場所から入場ゲート前にゆっくりと移動します。ゲートの直前で荷物検査をします。空港の荷物検査のように、カバンをトレイに載せるとベルトに乗って移動し、検査機器に通されます。人は別途ゲートを一人ずつ通過した後、カバンを受け取ります。最後に入場QRコードを機械に読み込ませて会場に入ります。入場ゲートが一人ずつなので、やはり時間がかかり、だいたい40分ぐらいは見込んでおいた方が良いです。ゲート直前しか日蔭は無いので、やはり日差し対策と水分補給は行っておきましょう。

西ゲート手前。一人ずつ通らないといけないので大渋滞。手前に荷物確認の機械がある。

入場してから退場するまでのノウハウあれこれ

■ドローンまで見て帰る場合のおすすめスケジュール
 ・午前:1パビリオン見学
 ・午後:1パビリオン見学、当日予約できればもう1パビリオン
 ・夕方:アオと夜の虹のパレード
 ・最後:コモンズと無料の施設を見学、大屋根でドローンを見て帰宅

■午前中の行動
予約済みが無い場合、1パビリオン行けば勝利です。入場前に3つ程度候補を決めて、まっすぐに向かいましょう。並べたらラッキーです、現状はどのパビリオンも入場規制で並ぶことすらできません。目当てが入場規制の場合は、すぐに次に移動しましょう。とにかく体力のあるうちに1つはパビリオンを体験しましょう。
ただし、東西ゲート近くのミャクミャクさんとの記念写真は、入場時に素早く撮っておいた方が良いと思います。後になるほど人が多くて撮りにくくなりますので。
あと、アメリカやフランスなどの超人気パビリオンはそれだけで1日つぶれること覚悟で並んだ方が良いと思います。めちゃめちゃ並んでます。

■待ち時間に当日予約
運よくパビリオンに並べた場合は、当日予約をしてみましょう。現地に行くと分かりますが、周りはみんなスマホで当日予約しています。競争率が劇高なので、取れたらラッキーぐらいの心持ちが良いかと思います。私は予約に夢中で気づくと午前が終わっていたので、もう少し会場を楽しんでおけばよかったと思っています。
当日予約の肝は、予約開始1分以内のアクセスです。それ以降はほぼ予約取れません。そのための唯一の方法が「当日開放時間ボットでリアルタイム通知を受けとる設定にしておく」です。スマホを予約できる状態にしておき、通知がきたら即予約。これしか無いです。通知にすぐ気づくことも運があると思いますので、重ねて書きますが、予約取れたらラッキーぐらいに思っておいた方が、心が平穏になります。
 こちらの情報が大変参考になります → https://note.com/mizu1253/n/nee6364b60fa5

■各国のスタンプを押して、メッセージをもらおう
おすすめです。各パビリオンには記念スタンプがあり、入らなくても押せるようになっています。スタンプだけでも良いですが、同じページにその国の人からメッセージを書いてもらってはどうでしょうか。日本語や英語ぐらいなら分かりますが、その他の言語は触れたことが無い人が多いと思います。その国の言葉で、自分に向けられたメッセージはとても良い記念になると思います。実際、私も万博で思い出す出来事の上位にきています。 (注意)お願いは日本語で大丈夫ですが、スタッフさんが忙しそうでない時に頼むようにしましょう。なるべく迷惑にならないよう気を付けてください。下記はハンガリーとサウジアラビアのもの、全然読めませんがそれもまた楽しいです。googleレンズを使うと読めました。

大阪万博のハンガリー館でスタッフに書いてもらったメッセージ。かわいい女の子でした。
大阪万博のサウジアラビア館でスタッフに書いてもらったメッセージ。陽気な男性で「当たり前田のクラッカー」なんてセリフも使っていた。

■午後の行動
少し疲れてくると思いますので、午後もパビリオンは1つ入れば良いという感じで並びましょう。複数人で行ってる場合は、せっかくなので外国の食べ物を買って並んでいる時に食べるのもいいと思います。また万博の終盤なので特別プログラムも増えてきていますので、こちらに参加するのも良いと思います。

■夕方の行動
疲れてもう休みたくなっているかもしれません。アオと夜の虹のパレード(1回目)を座ってゆっくり観るのはどうでしょうか。17時ごろに行けば、まだ自由席に座ることができます。2時間程度待つことになりますが、早めの夜ごはんを取りつつ待てば体力も少し回復します。ここで海外の屋台で買った食べ物を食べる時間もとれますよ。またこの時間は日の入りの時間にもなっているので、大屋根の向こうに沈む太陽や、登ってくる月が見えてくるので、意外と時間は早く過ぎますよ。下の画像は右下に日が沈んていて、大屋根の左端の大屋根の少し上に月が出ています。きれいでしたよ。

■夜の行動
疲れもピークですが、あとひと踏ん張りです。もうどこのパビリオンも入場規制だと思いますので、開き直って夜のライトアップされたパビリオンを外から楽しむのもありだと思います。
あとコモンズはAからFまでありますが、2,30分待ちぐらいで入れます。入ってみると展示国は多いし、その国らしさ満開なので予想以上に楽しめますよ。20:57にドローンなので、20:30頃に大屋根に移動します。早めに帰りたい場合は東西ゲート近く、多少遅くなっても良ければ、南の真正面がアオと夜の虹のパレードの2回目も見られておすすめです。

退場してから家やホテルに帰るまで(東ゲートの場合)

■東ゲート出ると、反時計回りに歩いて夢洲駅に行きます。駅までは約1時間みておいた方がよいです。もうこれはしょうがないです。ゆっくり慌てず騒がず行きましょう。

■夢洲駅に入ると、途中までは意外にスムーズに移動できます。一度、交通系ICカードやスマホを確認して改札を通りましょう。改札で読み取りエラーになる人が意外とたくさんいました。そしてホームに降りる直前で本日最後の渋滞です。30分程度でしょうか。誘導の駅員さんが電車が来るたびに少しずつホームに降ろしてくれます。

■電車内は最初はもちろん超満員ですが、徐々に少なくなります。皆さんまだ万博で興奮している人ばかりなので、疲れていても寝ている人はいません、かなりにぎやかです。ここで油断して忘れ物をしたり、降りる駅を間違えないように、疲れていますが、もうひと踏ん張りして帰宅しましょう。家に帰るまでが万博です(定番)。

さいごに

■いろいろと書いてきましたが、少しでも万博に行く際の参考になれば幸いです。これからは、どの日も大変混雑予想で、人の多さにまいってしまうかもしれません。しかし万博はやはり特別で見るもの体験するもの全てが特別でした。ぜひ無事に過ごされて楽しい思い出となることを願っています。

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