今日はお休みでした。お昼にラーメンの気分でしたので、どこに行くかしばし脳内会議をした後、ラーメン貴龍さんにおじゃましました。こちらは地元の人に愛される「隠れた名店」ですので、カウンター席のみの店内はいつも満席です。個人的には北九州ラーメンのトップ5に入っています。

八幡東区の緩やかな坂の途中に貴龍はあります。すぐ近くに4台分の駐車場がありますが、ご飯時にはおそらく満車です。でもお客さんの回転は比較的速いので、空くのをしばらく待ちましょう。もしくは、坂を少し登ったところにスピナがあるので、そちらに停めても良いかも。何か購入すると1時間半駐車無料になるので、ラーメンを食べた後でアイスなどデザートを買って食べるのも良いかもです。

今日は少し遅めの14時ごろに来店しました。3組が外で待っていました。体感10分ほど待って入店。10席程度のカウンター席のみの中、一番奥の厨房の真横に着席。午前中に体を動かして、お腹が空いていたので、大盛ラーメンとごはん小を注文。
こちらは年季の入った大将が一人でラーメンを作ってくれます。お水はセルフなので、カウンターにあるコップをとって水ポットの水を入れ、ゆっくり調理を見学しながら待っていると、ホカホカのごはん小がまず到着です。ごはんによく合う高菜を載せたところでラーメンが着丼です。

ちょうど良いビジュアル。これぞ豚骨ラーメンです。派手過ぎずさみしすぎず、必要なものがちょうど良い分量で載せられています。ネギ、キクラゲ、厚さ1mm程度の程よい厚さの立派なチャーシューが3枚です。このチャーシューが程よい厚みで噛み応えがありつつ、とろとろに美味しいです。
スープもギリギリこってりぐらいで飲みやすいです。そのためスープは結構多めに飲むことが多いです。麺は中細麺、北九州ラーメンに多い、博多ラーメンのような極細麺ではなく、スープとの相性を考慮した、しっかりとした食感の食べ応えのある麺です。
私は最初は何も加えないでそのまま食べて、半分ぐらい、もしくは替玉の時に紅ショウガなどのトッピングを載せて食べるのが好きです。ごはんもラーメンスープや高菜と相性が良いです。大きさは小ですが、お茶碗山盛りの量なので、大盛ラーメンと合わせると私はお腹いっぱいです。
こちらのお店には思い出があって、以前息子と二人で食べに来た時に、今までラーメンを食べた時は私だけ退店時に「ごちそうさまでした」と言って、息子は無言で店外に出ていたのですが、この時初めて「おいしかったです!ごちそうさまでした!!」と元気な声で大将に言いました。大将も突然の声にビックリしていましたが、「ありがとう」とニコニコでお礼を言ってくれました。私は普段おとなしい息子が大きな声でお礼を言えるなんて、とビックリ感動した特別なお店です。
今日もほぼスープを飲み干してしまい、大満足にお店を出ました。「ごちそうさま」と言って出ると、大将はいつものニコニコ顔で見送ってくれました。また来ますね。
メニューです。ラーメンとごはんのみと非常にシンプル。ラーメン自体を満喫しましょう。

営業時間は短めです。開店直後からお昼時はいつも行列なので、余裕があれば少し遅めに行くのをおすすめします。

駐車場の地図です。ゆるやかなのぼり坂を上がったすぐ近くにあります。



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