おたいら音楽集セレクション |7月〜9月の厳選10曲

毎月心に残ったおすすめ曲をジャンル問わず紹介する「おたいら音楽集」のアイキャッチ画像です 音楽

2025年7月から9月にかけて、個人的に心に響いた42曲の中から、特におすすめしたい10曲を厳選しました。
この「おたいら音楽集」では、ジャンルや知名度にとらわれず、純粋に“良い”と感じた音楽を紹介しています。
今回は、春から初夏にかけて出会った楽曲の中でも、メロディ・歌詞・世界観・演奏・映像など、何かしらの強い魅力を感じたものを中心に選曲しました。
音楽好きの視点から、少しでも新しい発見や共感が生まれるような記事になれば嬉しいです。
それでは、厳選10曲の紹介に入ります。

darling rolling / Bye-Bye-Handの方程式

Bye-Bye-Handの方程式の「darling rolling」は、タイトルからは想像できないほど、感情の起伏が激しい楽曲でした。
聴き始めてすぐに、音の展開の速さと、歌詞の切実さに引き込まれました。

恋愛をテーマにしながらも、単なるラブソングではなく、感情の複雑さや不安定さをしっかりと描いているのが印象的です。
ギターの音が感情の波を表現しているようで、聴いていると、まるで自分がその感情の中にいるような気持ちになります。サビは思わず口ずさみたくなるリズムですね。

この曲は、感情を整理するというよりも、そのまま受け止めることの大切さを教えてくれるような気がしました。

「人生は素晴らしい」/ちゃんゆ胃

笑って泣ける、等身大のポジティブソング

ちゃんゆ胃の「人生は素晴らしい」は、タイトルだけ見ると明るい応援歌のようですが、実際にはもっと深い感情が込められています。日々の小さな悩みや葛藤を描きながら、それでも「人生は素晴らしい」と言い切る強さが、この曲の魅力です。

歌詞には「占いなんて当てにならないとは言いつつ横目でチェック」「意味のない3日坊主ならぬ2日坊主のダイエット」といった、誰もが経験するような感情が綴られています。それでも最後には「それでも、人生は素晴らしい」と締めくくられ、聴く人の背中をそっと押してくれるような優しさがあります。「どうにかなるさ笑っていよう」とはまさにその通り、笑う門には福来るです。

TikTokでの弾き語り動画がバズり、「泣きながら笑える曲」「自分の気持ちを代弁してくれている」と若い世代を中心に支持を集めています。ライブでは、観客が自然と手拍子を始める場面も多く、共感の輪が広がっているのを感じます。


「アンセム」/やさしいひとたち。

誰かのために歌う、優しさの詰まった応援歌

やさしいひとたち。の「アンセム」は、バンド名にふさわしい、優しさに満ちた応援歌です。「今日も貴方を讃えましょう」「今日も私を讃えましょう」というサビのフレーズが、聴く人の心をぐっと包み込みます。

この曲は、実はタイアップ曲の依頼だったのですが、進行がギリギリでかなり大急ぎで作成されたらしいです。そんな時ほど名曲がうまれることがありますが、この曲がまさにそんな感じです。

曲も良いのですが、MVがまた特殊です。曲だけ聞くと明るい応援歌っぽいのですが、MVは何故か若い女性がラーメン屋で奮闘する動画になっています。どうしてこの曲にラーメン屋のドタバタを組み入れたの?と制作者を問い詰めたくなりますが、このタイアップがラーメン番組となっており、その関係かと納得ですが、やはりMVの動画とこの曲の組み合わせはシュールでなかなかキテます笑。何度も見直したくなる良MVかもしれません笑。

SNSでは「朝聞くと元気が出る」「朝の通勤前に聴くと元気が出る」といった声が多く、日常に寄り添う音楽として人気を集めています。ライブでは、観客が自然と涙する場面もあるそうです。


「君中心に揺れる世界は」/マルシィ

恋の中心にいる“君”への、静かな告白

マルシィは、繊細な恋愛描写に定評のあるバンド。「君中心に揺れる世界は」は、まさにその真骨頂とも言える一曲で、恋する気持ちが世界のすべてを変えてしまうという感覚を、静かに、しかし力強く描いています。

「君が笑えば、世界が明るくなる」「君が泣けば、空も曇る」――そんな“君中心”の世界観が、優しいメロディに乗って心に染み渡ります。MVでは、希空(のあ)さんが新人さんとは思えないかわいらしいしぐさで幸せそうな彼女を良く表してます。楽曲の雰囲気と完璧にマッチしています。

リスナーからは「片思い中に聴くと泣ける」「恋ってこんなに尊いんだと思った」といった感想が寄せられ、恋愛ソングの新定番として注目されています。片思い中の人は、この曲を聴いて衝動のままにアタックしてみては。


「抜錨」/ウォルピスカーター(Cover/原曲:ナナホシ管弦楽団)

出航の瞬間を描く、力強くも繊細なカバー

ウォルピスカーターによる「抜錨」は、原曲・ナナホシ管弦楽団のエネルギーを受け継ぎつつ、彼ならではの高音と表現力で再構築されたカバー作品。タイトルの「抜錨」は船が港を離れる瞬間を意味し、まさに“旅立ち”や“決意”を象徴する一曲です。

原曲の疾走感とドラマチックな展開はそのままに、ウォルピスカーターの透明感ある歌声が加わることで、より感情的な深みが増しています。YouTubeでは「原曲とは違う感情が湧いた」「この声で聴くと泣ける」といったコメントが多数。

MVでは、夜の港を背景にした幻想的な映像が印象的で、楽曲の世界観をより強く引き立てています。


「明日の私に幸あれ」/ナナヲアカリ

不安な夜を越えて、明日へ向かうエールソング

ナナヲアカリの「明日の私に幸あれ」は、彼女らしい“弱さと強さの同居”が光る一曲。タイトル通り、未来の自分に向けて「幸あれ」と願う歌詞が、聴く人の心にそっと寄り添います。

「私とっても偉いじゃないか」「明日の私のために今日もなんとか頑張るのさ」――そんな言葉が、夜の孤独を抱える人々に届いています。ナナヲアカリの声は、明るいメロディで、前を向こうとする力強さがあり、聴くたびに勇気をもらえる存在です。

MVでは、ひたすら元気な少女が、聴き手に頑張っていこうとエールをおくっている様子が描かれ、楽曲のメッセージとリンクしています。

「銀河橋」/至福ぽんちょ

宇宙と心をつなぐ、幻想的なポップソング

至福ぽんちょの「銀河橋」は、タイトルからして幻想的。“銀河橋”という架空の存在を通して、遠く離れた誰かとの繋がりを描いた一曲です。

エレクトロポップ調のサウンドに乗せて、「満天のお星様」「今日だけ許された愛の橋」といった歌詞が展開され、美しいけれど切ない世界観が広がります。

ファンからは「夜に聴くと宇宙にいる気分になる」「孤独が少しだけ和らぐ」といった声が寄せられ、癒しと夢を与えてくれる楽曲として人気です。


君の唄で生きていたい – BLUEGOATS

BLUEGOATSの「君の唄で生きていたい」は、誰かの存在が自分の生きる理由になる──そんな強くて切ない感情を、まっすぐに歌い上げた一曲です。タイトルからも伝わるように、“君”の唄があるからこそ、自分は前を向いて生きていける。そんな想いが、歌詞の一言一言に込められています。

音の構成はシンプルながら、ボーカルの力強さと感情のこもった歌い方が印象的で、聴いていると自然と胸が熱くなります。特にサビの部分では、感情が一気に解き放たれるような高揚感があり、聴き終えた後に余韻が残るのが特徴です。

BLUEGOATSは、感情の機微を丁寧に描くバンドとして注目されており、この曲もその魅力が存分に発揮されています。誰かを想う気持ち、誰かに支えられている実感──そんな感情に寄り添ってくれる一曲です。大切な人のことを思い浮かべながら、ぜひ聴いてみてください。
ライブでは涙するファンも多く、まさに共感型エモソングです。私もライブに行って目の前でこの歌を浴びたいです。

君の瞳に恋してない – UNISON SQUARE GARDEN

UNISON SQUARE GARDENの「君の瞳に恋してない」は、タイトルからして一筋縄ではいかない恋愛模様を予感させる一曲。実際に聴いてみると、軽快なリズムと緻密なアレンジが心地よく、恋愛の複雑さや矛盾をユニークに描いた歌詞が印象的です。聞いていると思わずステップを踏みたくなる一曲です。

「恋してない」と言いながらも、どこか気になってしまう“君”の存在。そんな曖昧で揺れる感情を、UNISONらしい言葉遊びとテンポ感で表現していて、聴いているうちに自然とリズムに乗ってしまいます。特にサビの展開は爽快で、聴き終えた後にスッキリとした余韻が残るのが魅力です。

UNISON SQUARE GARDENは、テクニカルな演奏と独特な世界観で人気のバンド。この曲も、恋愛の“あるある”を少し皮肉っぽく、でもどこか共感できる形で描いていて、聴くたびに新しい発見があります。恋に悩んでいる人も、そうでない人も、ぜひ一度耳を傾けてみてください。

花が降る時には – Wash My Friday

おしゃれな名前のWash My Friday。「花が降る時には」は、静かなイントロから始まり、徐々に感情が高まっていく構成が秀逸です。春の終わりや別れの季節を思わせる歌詞と、繊細なアレンジが心に染み渡ります。

この曲を聴いたとき、私は大学の卒業式の日を思い出しました。桜が舞う中、友人たちと別れを惜しみながら歩いたあの瞬間が、まるでこの曲の中に閉じ込められているようでした。

この曲は、バンドの表現力の幅広さを感じさせます。ファンからは「涙が止まらない」「心が浄化されるよう」といった感想が寄せられており、私もその一人です。


まとめ

今回ご紹介した10曲は、今の音楽シーンの層の厚さと、リスナーの感情に深く入り込む多様な表現力が凝縮されたラインナップとなりました。

ロックバンドの初期衝動を感じさせるBye-Bye-Handの方程式や、中毒性の高いポップネスを放つUNISON SQUARE GARDENナナヲアカリといった実力派たちが放つエネルギーは、聴く者の日常に力強いアクセントを加えてくれます。一方で、ちゃんゆ胃やさしいひとたち。至福ぽんちょが描き出す繊細な情景描写は、慌ただしい日々の中で忘れかけそうな「温かな手触り」を思い出させてくれるでしょう。

また、マルシィWash My Fridayが奏でる情緒的なメロディ、BLUEGOATSの切実なメッセージ、そしてウォルピスカーターによる圧倒的な歌唱でのカバーなど、一曲一曲が異なる輝きを放っています。

これらの楽曲に共通しているのは、単なる流行に留まらない、アーティストそれぞれの「体温」が伝わってくるような純度の高い音楽性です。ジャンルやスタイルの垣根を超えて厳選したこの10曲が、あなたの日常に新たな彩りと、深い共鳴をもたらすことを願っています。ぜひ、その時々の気分に合わせて、一音一音をじっくりと噛み締めてみてください。

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