秋の訪れとともに、みょうがの季節がやってきました。先日、近所の方から秋みょうがをたっぷりいただき、うれしい悲鳴をあげています。みょうがって薬味として少量使うことが多いですが、なかなか一度にたくさんは食べられません。今回は「大量消費」がテーマ。しかも、いつもとちょっと違う味で楽しみたい…そんな気持ちから、中華風の甘酢漬けを作ってみました。
みょうがを大量に使いたい理由
みょうがは香りがよくて、さっぱりした味わいが魅力。でも、毎回少しずつ刻んで使うのは正直面倒…。冷奴やそうめんの薬味に使うだけでは、なかなか減らないんですよね。直接みょうがだけ食べるのも大変ですし。そこで、保存がきいて、しかも美味しく食べられるレシピを探していたところ、中華風甘酢漬けにたどり着きました。
甘酢漬けなら、まとめて作って冷蔵庫にストックしておけるので、忙しい日でもパッと取り出して一品追加できるのが嬉しいポイント。しかも、酢の力で長期保存も可能。冷蔵庫で約1か月は美味しくいただけます。
酢を使うメリットとは?
酢には殺菌作用があり、食材の保存性を高めてくれる効果があります。さらに、疲労回復や食欲増進にも一役買ってくれるので、季節の変わり目で体調を崩しやすいこの時期にはぴったり。みょうがの爽やかな香りと酢の酸味が合わさることで、さっぱりとした味わいに仕上がり、箸が止まらなくなる美味しさです。
また、今回のレシピでは中華風にアレンジして、ごま油を加えることでコクと香ばしさをプラス。いつもの和風の甘酢漬けとはひと味違う、ちょっとクセになる味わいです。
中華風甘酢漬けのレシピ
材料(みょうが10個分)
- みょうが:10個
- 酢:大さじ2
- 麺つゆ(3倍濃縮):大さじ1〜2
- 砂糖:大さじ1
- 塩:ほんの少し
- ごま油:大さじ1
※麺つゆの濃さによって味が変わるので、お好みで調整してください。
作り方
- みょうがの下処理 みょうがを綺麗に洗い、根元の汚れを取り除きます。縦半分もしくは4分の1に切ると味が染みやすくなります。
- 加熱処理 沸騰したお湯で1〜2分さっと茹でるか、電子レンジ(800W)で2分加熱します。加熱することでアクが抜け、色も鮮やかになります。
- 漬け込み 温かいうちにジップロックやビニール袋に入れ、酢、麺つゆ、砂糖、塩、ごま油の順に加えて軽く揉み込みます。袋の空気を抜いて密封すると、味がよく馴染みます。
- 冷蔵保存 冷蔵庫で1時間ほど寝かせれば完成。時間が経つほど味が染みて美味しくなります。
実際に作ってみた感想

出来上がったみょうがの甘酢漬けは、ほんのり甘くて酸味が効いていて、ごま油の香りがふわっと広がる中華風の味わい。いつもの和風の漬け物とは違って、ちょっとした副菜やおつまみにもぴったりです。
冷蔵庫に常備しておけば、忙しい日の食卓にもう一品追加できるし、お弁当の彩りにも使えます。何より、みょうがを無駄なく美味しく消費できるのが嬉しい!
まとめ
秋みょうがが手に入ったら、ぜひ試してほしい中華風甘酢漬け。酢の力で保存性も高く、冷蔵庫で約1か月は美味しくいただけます。大量に作っておけば、日々の食事がちょっと楽になるかも。
「みょうがってこんなに美味しかったんだ!」と再発見できるレシピです。いつもと違う味付けで、季節の味覚を楽しんでみてくださいね。

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