テレビのバラエティ番組で、おいしそうなたこ焼きをハフハフしながら食べている出演者を見ていたら、久しぶりにたこ焼きが食べたくなりました。さっそく夜ごはんで作りましょう。
粉は小麦粉でもいいかな、と思ってましたが、冷蔵庫ストックを探すとちょうどお好み焼き粉があったので、こちらを使おうと思います。 あと最近食べても食べても葉が増え続けて絶賛劇バトル中(私の食べる速度が勝つか、モロヘイヤの成長速度が勝つか、現在は一進一退中)のモロヘイヤを入れてみました。粉ものに山芋を入れるとふわふわでおいしくなるので、同じネバネバ系のモロヘイヤもいい感じになるのでは、と思いました。まあ栄養はあるので、それだけでも入れる価値はあるかなとも思いました。またたこ焼きやお好み焼きは、どんな食材でも受け入れてくれる万能魔法メニューなので、きっと大丈夫でしょう。
材料はお好み焼き粉200g、卵2個、キャベツ300g、水600ml、これはお好み焼き粉に記載の分量に、メーカーサイトに記載されていたたこ焼き用の水の量です。あとは中の具としてタコはちょっとお高いので少なめ。その代わりにスルメイカも用意。イカはタコの1/3ぐらいの値段でビックリ。最後にモロヘイヤを100g用意しました。材料少なくていいですね。これでたこ焼き60個分です。

さらに具が足りない場合用にカニカマを用意しました。あと、ネバネバ系ならこっちもいけるかな、とオクラを用意しました。結局カニカマまでいかず、オクラもたこ焼きではなく、素直にレンチン&マヨしょう油の味付けでサラダ代わりに単品で食べました。いつかオクラ入りたこ焼きも作ってみたいです。
さて調理です。まずモロヘイヤを洗ってレンチン800wで2分、氷水でさっと冷やして包丁でみじん切り、ネバネバしたらボウルへ移します。

次にボウルにお好み焼き粉、卵、お水を入れてマゼマゼ。おっと、思ったよりネバりが出ました。混ぜるのに結構力がいります。最後にキャベツのみじん切りを入れて生地が完成。タコとイカをたこ焼きサイズに切って準備完了です。

後はたこ焼き器でどんどん焼いていきます。最初の一発目が一番難しく、鉄板をしっかり熱くして、油も最初は多めにひきます。こうしないとたこ焼きの生地が鉄板にくっついてベトベトになり、球状にするのが大変になります。2回目以降は鉄板に油が回っているので比較的簡単に球状にできます。
鉄板が熱くなったら、生地をちょっとだけ焼き穴に入れて、タコを投入、残りの生地をドバーっと入れて2,3分待ちます。すぐに焼けてくるので、竹串で3割から半分ぐらいを目安にクルっと回します。また2,3分待ってクルっと、また待ってクルっとを繰り返して、焼き色がついてまん丸になったら、良い感じのたこ焼きが完成です。
生地とタコとイカをどばー。

少しずつ竹串を焼き穴に沿わせて生地をひっくり返します。少しずつ回すのがキモです。

そろそろいい感じに焼けてきました。香りもおいしそうに流れてきて、早く食べたいのをガマンしつつまん丸になるよう最後の仕上げです。

今回はシンプルにソースとマヨネーズで食べようかな、と思ったら、そういえばと思いつき、残っていたモロヘイヤに味ぽんを少量混ぜたものをたこ焼きの上にのせました。おおっ、ぱっと見た目青のりチックで本物のたこ焼きに見えます!

いざ実食。ほのかにモロヘイヤの風味もありますが、普通のおいしいたこ焼きです。少しカリカリが和らいで、ふんわりしている気もします。まったく問題なく、おいしく完食です。 あっ、たこ焼きの上にのせたモロヘイヤ自体ははやっぱりモロヘイヤの味でいつもと違和感がありました、無くても良いかもしれません。でも私にはこれはこれでアリな味で今後もストックあれば再度登場可能なレベルでした。
というわけで、たこ焼きにモロヘイヤを入れるのはありです。味や食感はほぼ変わりません、栄養は多分向上してるはず。夏バテにもいいはず。お手元にモロヘイヤがある際には、お試しで作ってみてください。


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