【乗ってみた】大洋フェリーで関西へ!料金・快適さ・疲労度で他交通手段を圧倒

名門大洋フェリーの外観。大きくてフレームに入りきれない。 こと

遅ればせながら9月に2泊3日で大阪万博に行ってきました。福岡在住ですので、大阪まで距離は直線距離で約500km。なかなかさっと行くには遠いです。交通手段もいろいろありますが、今回フェリーを使って移動したところ、大正解だったため、旅の様子も含めて紹介します。

どんな交通手段があるのか メリット、デメリットは

福岡から大阪に行くにはいくつか方法があります。それぞれにメリットデメリットがありますので、まずは比較してみました。

交通手段所要時間(目安)費用(片道)備考
新幹線(のぞみ・さくら等)2時間30分14,000円乗換なし、快適
飛行機(福岡空港経由)4時間13,000円小倉→博多→福岡空港→関西空港→新大阪、乗換多数、LCC(Peach)利用
自家用車(高速道路利用)8時間16,000円高速代+ガソリン代、休憩3回含む
高速バス(夜行含む)9時間10,000円小倉駅発〜大阪梅田着。夜行便あり。
在来線(普通・快速のみ)11時間30分9,000円乗換6回、青春18きっぷ利用可(1日3,000円)
フェリー(新門司港→大阪南港)15時間8,000円小倉→新門司港→大阪南港→地下鉄乗換→新大阪

予想通り移動時間と費用のトレードオフになっています。最近ではどの交通でも早割りなどの割引サービスを行っているので、上手に使えばお安くなります。自家用車は複数人で移動にすると、人数分で割り勘なので費用が安くなります。

今回の私の場合は、2人移動でした。費用を安くしたかったので、車か高速バスかフェリーが候補になります。ただし今回の目的が大阪万博だったので、現地での疲労を考えると個室でゆったり眠れそうでお風呂までついているフェリーに決めました。

今回の旅行のスケジュール

今回は以下のスケジュールで行きました。せっかくの大阪なので、観光も1日入れました。

9/5(金)
18:40小倉駅 新幹線口(北口)発無料送迎バス 
19:00新門司港着
19:50新門司港→大阪南港 大洋フェリー13時間の移動
展望浴室 18:30〜24:00/06:00~入港10分前まで
シャワールーム 18:30~入港10分前までシャンプー、トリートメント、ボディソープあり、タオル無し
コンフォート消灯22:30 点灯6:20しまなみ海道 1:25
瀬戸大橋 3:40
明石海峡大橋 7:10
9/6(土)
8:30大阪南港 着
大阪万博
9/7(日)
9:30ホテルチェックアウト
10:30串かつだるま 新世界総本店大阪串カツの元祖とも言われる老舗。15本セット2450円
11:30移動
13:00万博記念公園(大阪)太陽の塔、EXPO’70パビリオン(500円)、かき氷500円
14:30移動ミックスジュース500円
15:30住吉大社大阪最強のパワースポット。国宝の本宮に参拝後、商売繁盛・家内安全・心願成就コースを歩く、最後に願いがかなう五大力石のお守りを作る。
17:00手打ちうどん みやこきつねうどん 地元民に愛されているお店。セットのかやくごはんも大阪発祥。
18:30移動
19:00大洋フェリー乗り場 着19:20までに行く
19:50大阪南港-新門司港 大洋フェリー明石海峡大橋 21:05(ライトアップ)
瀬戸大橋 0:30
しまなみ海道 2:50
9/8(月)
8:30新門司港着
9:00小倉駅 着無料送迎バス

フェリーでの過ごし方

行きの小倉駅から大阪南港までの移動の様子、私の行動をご紹介します。

9/5(金)
18:40
電車で移動して、18時ごろ小倉駅に到着しました。2階の改札を抜けて、新幹線口(北口)に向かいます。そのまま真っすぐ進み、階段を降りると左手にある駐車場が直通バスの乗り場です。この日は満員で補助席も使っていました。

バスが新門司港のフェリー乗り場入口正面に到着します。入口を入って、目の前が受付です。一番右側が個人用の受付です。乗船券をもらった後で、後ろにあるエスカレーターから2階に上がります。階段やエレベータもあります。

2階の乗船口にスタッフさんがいるので、乗船券をスキャンしてもらい、いよいよ乗船です。ここで乗るフェリーを初めて見て大きさにビビリ、思わず写真を撮ってしまいます。

乗船すると、すぐに3名ほど船員さんがいて、チケットを見せると自分の部屋?席の場所を教えてくれます。まずは自分の部屋まで行って荷物を置いたら、船内の散策です。

私はコンフォートいうカプセルホテル風の個室に泊まりました。小さな照明と棚、コンセントがありました。寝るだけなら十分です。向かいには棚もあるのでカバンがおけます。

大洋フェリーのコンフォートという個室。睡眠だけの目的だと必要十分。
大洋フェリーのコンフォートという個室。棚やハンガーもあり、コンビニみたいにコンパクトに必要なものがおさまっている。

私はみんなが乗船する前に入浴しました。フェリーのお風呂は出航前に入ることができます。出航すると人が多くなるので、サッと入ってスッキリしてしまうのがおすすめです。洗い場は10ほど、湯船は3つあり、お湯の温度も41℃ぐらいで体がポカポカ温まります。もちろんシャンプー、リンス、ボディドープも備え付けです。私が行ったときは馬油製のものでした。提携しているのでしょうか。脱衣所には、鍵付きで無料のロッカーが100ほどあり、その他扇風機やドライヤーもあります。なので、最低タオルだけ持参すればオッケーな感じです。

19:50
いよいよ出航です。が、いつのまにか動いてました汗。夜ごはん&お酒をいただきます。食堂を使わない場合、持ち込みの食べ物は付近にあるカウンターやテーブルでいただきます。結構長く滞在する人は少ないので、どこかは空いてます。4人組の若者がテーブルで任天堂スイッチで遊んだりもしてました。楽しそう。

大洋フェリーのカウンター。テーブルなどもあり、食事をしたり、宴会をしたり、ゲームをしたり各々楽しんでいます。
大洋フェリーの船内。あちこちに座るところがあり、リラックスできます。アニメの慣れている子供のプレイルームもあります。

22:30
部屋は消灯です。静かに就寝しましょう。まだ元気な場合は船内のカウンターやテーブルで過ごしましょう。売店は閉まりますが自動販売機は動いてます。お酒もチューハイ230円などと少しお高めですがありますよ。船が大きいからか、意外に揺れは少なく、むしろ心地よいので私は良く眠れましあt。

9/6(土)
8:30
起床して、朝風呂に入って、朝食を食べてるうちに、あっという間に下船のアナウンスです。忘れ物が無いよう最終チェックをして船から降りて、大阪を満喫です! 日常の疲れがむしろ取れて、大阪万博も観光も元気に楽しめました。

帰りも19:50出発なので、1日ゆっくりと大阪観光を食事も含めて満喫できました。もちろん帰りの船上もお風呂付きのリラックス時間が過ごせました。到着まで乗ってるしかないので、時間が普段よりのんびりと過ぎていった気がします。

簡単ですが、大洋フェリーでの移動の雰囲気が伝わればうれしいです。ゆっくりとリラックスできて、お風呂も入って睡眠もおふとんでグッスリ眠れたので、疲労度無しで大阪で活動できていうことありません。しかも片道7000円とコスパ最高です。現地大阪での移動が車無くても良い場合は、絶対にフェリーが良いと今回の移動で思いました。ご参考になれば幸いです。

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